「行動」は考え方のクセをなおす最高の治療法。毒親育ちの心理学

「行動」は考え方のクセをなおす最高の治療法。毒親育ちの心理学

ACねこ
ACねこ
心理学書をたくさん読んだけど、イマイチ効果が感じられない・・・
読書だけでは不十分よ。
行動して初めて効果があらわれるの

「何かの行動をする度に、その行動の動機となる考え方を強化している」

アメリカの心理学者 ジョージ・ウェインバーグ

「あぶらとり紙」を使わずにはいられなくなる心理

あぶらとり紙

顔のあぶらを取る、あぶらとり紙ってありますよね。

本来なら、顔のあぶらは拭かなくても、まったく問題ないものです。

一度使ってしまうから、二度目以降も使わずにはいられなくなります。

初めてあぶらとり紙を使った時は、顔のあぶらが有害という気持ちはさほど強くなくても、使っているうちに、だんだんとあぶらとり紙依存症になっていきます。

これは、あぶらとり紙を使うという「行動」が、「顔のあぶらが有害」という意識を強めてしまっているのです。

行動が考え方を変えた例

あぐらをかく人

毒親が原因で、あせる人間に育ってしまった

あるアダルトチルドレンの父親はとてもせっかちな人で、父親が子どもの名前を呼んだら、子どもはすぐ父親のところに行かないとキレられていました。

明確なルールが定められていたわけではありませんが、体感的に「3秒以内」でかけつけないと、よくブチギレられていたそうです。

そして父は一度機嫌が悪くなると何時間でも機嫌が悪くなるため、子どもは「呼ばれたらすぐに駆け付ける」ことに、神経をすり減らしていました。

すぐに駆け付けるという「行動」によって「早くしないと相手が激怒する」という意識を強めてしまっていたのです。

特に外出先では苦労します。

レジでのお金の支払い、ATMの操作、宅配便の受け取り、すべてが時間との戦いでした。これでは心が休まりません。

あえてゆっくり行動してみた

伝票

そんな自分を変えようとして、ある日そのアダルトチルドレンは宅配便の受け取りをあえていつもよりゆっくりにしたのです。

以前は宅配ドライバーの足音にまで神経を使い、インターフォンが鳴ったらダッシュで駆け付けていました。

ですのでまずは、宅配ドライバーの足音を気にしないところから始めました。

続いて服装です。

「ズボンをはく」「上着を着る」ぐらいのことは、インターフォンが鳴ってからするようにしました。

そうして、あえて余裕をもった行動をすることで「あせらなくていいんだ」という気持ちを強めていくことができ、精神的にも安定してくるのです。

「行動」して初めて効果が出るのよ

良い行動の例

スキップ

  • むやみに「ごめんなさい」という口ぐせをなおす
  • 病的に何度も手を洗ってしまう回数を減らす
  • レジで後ろに並んでいる人がいても小銭を探す
  • 小さな失敗なら、笑い飛ばす
  • コンプレックスを隠さない
  • 鼻歌を歌う
  • 「ありがとうございます」と言う

無理をする必要はありません。

考え方は段階的に良くなっていきます。

行動せずに得るのは「諦め」。行動して得るのが「悟り」

諦めと悟りの意味

お釈迦様

あきらめ【諦め】の意味
あきらめること。断念すること。「諦めがつく」「諦めの悪い人」

出典:goo辞書

さとり【悟り/▽覚り】の意味
1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「―が早い」
2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「―の境地に達する」

出典:goo辞書

悟りの意味を見てみると「物事の真の意味を知ること」とあります。

物事の真の意味を知るためには、行動をする必要があります。

たとえ何かに挑戦してうまくいかなかったとしても、それは「悟り」となり私たちにとって良い勉強となるのです。

「諦め」は逃げの姿勢が身についてしまいますが、「悟り」は攻めの姿勢が身についていきます。

自分が自分を好きでないのだから、他人が自分を好きであるということが信しられないのはあたりまえかも知れない。他人の「好き」という言葉に安心できないし、信じられない。そういう人は自分が自分を心の底では嫌いなのである。そして自分が自分を嫌いだという自分の感じ方から眼をそむけている。いわゆる抑圧である。

出典