しつけと虐待の違い【相手のためにするのがしつけ】

2020年9月29日

子どもを叱ってもよいが怒ってはいけない

出典


 

「親の言動がしつけなのか虐待なのかわからない」

「うちの親はしつけと虐待の違いがわかってない!」

「親の言動はぜったい虐待だと思う」

 

子どものためを考えてするのがしつけで、親のエゴのためにするのが虐待です。

客観的には区別がつきにくく、親自身も「子どものため」と”思い込んで”いるケースもあります。

いったんしつけと虐待の違いを整理しましょう。

しつけの特徴

親が感情をコントロールしながらおこなうものです。

叱る

  • なるべく人目のつかないところで言う
  • 必要なことだけを短く伝える
  • しつけの結果、子どもが成長すると、嬉しそうな顔をする
  • 「だめ」ばかりでなく「こうすべきだ」という、肯定的な言葉もある
  • 「どう思う?」という問いかけが多くなる。子どもの成長のために考えさせる
  • 子どもの主張があればいったんはすべて聞く。聞いた上で主張がただしいかを判断する
  • 叱る理由の説明がある
  • 一貫性がある
  • 可能なら事前に話を組み立てている

子どもが将来困らないように、人様に迷惑がかからないようにするのがしつけです。

虐待の特徴

親が感情をコントロールできずにおこなうものです。

怒る

  • 人前だろうとおかまいなし
  • 言いたいことを延々と言い続ける
  • 親のストレス解消のために怒る
  • 子どもが成長してもうれしそうじゃない
  • 「だめ」「クズ」「なさけない」という、否定的な言葉だけ
  • 一方的にしゃべりたいことを言う
  • 子どもが一言でも何か言えば「口答えするんじゃない!!」と言う
  • 明確な理由はなく、ただ怒りたいだけの場合もある
  • 一貫性がなく、親の気分次第
  • 行き当たりばったりに、言いたいことを言う

親のストレス解消のためにするのが虐待です。

目黒区で子どもを虐待死させた父親の言い訳も「しつけ」

新聞

目黒区で結愛ちゃん(5)が虐待により死亡した事件で父親は警察の調べに対し「しつけのつもりだった」と答えています。

虐待の言い訳として「しつけ」は便利な言葉のようです。

しつけの”つもり”じゃ困るわね

虐待のしっぺ返しに注意【高齢者虐待】

子どもの虐待が増加すると高齢者虐待も増加します。それぞれ相関があると見てよいでしょう。

子どもにしたことは親に返ってくるのです。

毒親の因果応報の事例。高齢者虐待の種類と件数【厚生労働省】

しつけか虐待かを決めるのは子ども

まだ子どもが小さい頃は、親からされたことがしつけと虐待どちらなのか判断は難しいでしょう。

「いま思い返すと叱ってくれてよかったなあ」

と子どもが成人してから感謝したらしつけです。

逆に、

「よくもやってくれたな」

と恨みを持ったら虐待です。

虐待と思われやすいケースとして「親ができてない」ことが挙げられます。

 

「勉強しろ!」

「読書しろ!」

「規則正しく生活しろ!」

「男がメソメソするな!」

 

親が自分のことを棚に上げて子どもをしつけようとしても、子どもに恨まれるだけでただの虐待になってしまいます。

子どもをしつけたければ手本を示しましょう。

手本を示せないのならしつけなどしようとは思わないことです。完全放任主義の方がまだマシですよ。

毒親とは

Posted by TATSUO