毒親と絶縁できない理由は【現実逃避・憎しみの表現・恐怖】

毒親と絶縁できない理由は【現実逃避・憎しみの表現・恐怖】

嫌なこと辛いことにあえて挑戦して、自信を持つ人と、重荷に押し潰されそうになる人がいます

毒親と絶縁するのってためらいがあったり、こわかったりしますよね。

 

「探偵や市役所を通じて今の住所がバレないだろうか」

「親に暴力をふるわれないだろうか」

「周囲の人間に親不孝者!と言われないだろうか」

 

といった理由で絶縁を決断できないケースは多いです。

しかしながら現状維持ではジリジリと状況は悪化していくだけです。

ツイッターを見ていると、毒親と絶縁できていない人がめずらしくありません。

毒親に苦しんでいない人ならよいのですが、苦しんでいる人が絶縁できずに不平不満を並べていることがめずらしくないのです。

「毒親は自分が介護されて当然だと思っている」

親の介護などせずさっさと絶縁すればいいのにと思うのですが、なかなか親と絶縁できずに苦しんでいる人がいます。

毒親と絶縁できずにいるのはもったいないです。

なぜ毒親と絶縁できないのでしょうか?どうすれば毒親と絶縁できるのでしょうか?

【現実逃避】わたしの親が毒親じゃないことを心のどこかで望んでいる

子どもにとって親はライフラインであり、衣食住です。

親を否定することに心理的抵抗が生まれやすいのでしょう。

 

わたしの親は毒親じゃない

尊敬できる親がほしい

 

現実には存在しない「理想の親」を追い求め続け、なかなか毒親と絶縁できないパターンです。

子どもが親を好きになるのは本能ですから、本能に抵抗して絶縁するのには相当な覚悟が必要ですよね。

また「親と絶縁した」ということを知り合いに知られたらちょっと恥ずかしかったり情けないという気持ちを持つ人もいるでしょうね。

【憎しみの表現】みじめさを訴える人は心の底に憎しみがある

 

「わたしはこんなにひどい目に遭った!」

「つらい!くるしい!」

 

といった発言をすることで間接的に親への憎しみを表現しているパターンです。

じぶんのつらさを主張することで毒親への憎しみを表現しているアダルトチルドレンたちにとって、自分がみじめじゃない状態は都合がわるいのでしょう。

人生をメチャクチャにした毒親への憎しみを完全に消すのはむずかしいでしょう。

憎しみは心の中に残っていてもよいです。たいせつなのは「憎しみに振り回されない」ことです。

「毒親が憎い」「毒親を殺したい」憎しみを捨て、乗り越える方法

憎しみに振り回されるとは、

  • 「人生がうまくいかないのは親のせいだ」と言いやる気をなくす
  • 親への怒りでイライラして正常な思考ができなくなる
  • 責任転嫁をしてしまうことによって自分の成長の機会を失ってしまう

といったことです。

あのね、すごく理不尽なんですけど毒親の子育ての失敗の責任は子どもが取るしかないんですよ。

「親のケツを子どもが拭く」なんて納得いかないでしょ。でもやるしかないんです。

私は若いころずっと「親のせいで人生がうまくいかない」と思い続けていました。

たしかに親の子育ての仕方がわるいんですが「親のせいで」という発想ばかりで「じゃあ自分はどうすべきだったのか?」という部分が抜けていると自分が成長しないです。

「親のせいで」ばかりでは結局自分が損するんですよ。

この記事を読んでくれているみなさんには私とおなじ過ちはしないでほしいと思います。

【恐怖】親に殺されるかもしれない

小さな子どもにとって親は絶対的な存在です。

 

「親の言うことをきかないと捨てられる」

「ご飯をもらえない」

「暴力をふるわれる」

 

親の機嫌を損ねれば子どもにとって命にかかわる一大事です。

そのため親の言うことに逆らえば死ぬという洗脳をされている恐れがあります。

幼少期のトラウマの悪影響を軽く見てはいけません。

人間の脳は5歳になるまでのあいだ急激に成長し、また、変形します。

ですから幼少期に受けたトラウマは一生残るのです。

「毒親を責めるのは親不孝」ではない。幼少期の脳は虐待で萎縮する

悩みを解決しようとしないのは退行欲求【現状維持バイアス】

なぜ悩み続けるのか?それは問題の解決に努力するよりも、問題を嘆いているほうがはるかに心理的に楽だからである。

加藤諦三

引っ越しの手配をして絶縁状を親にたたきつけるよりも、悩み続けたほうが心理的に楽です。

これは現状維持バイアスと呼ばれています。

現状維持バイアスとは「変化によって何かを得られるかもしれない」という期待よりも「何かを失うかもしれない」という不安のほうが大きい心理的傾向です。

人は不安なときやストレスが溜まっているとき、この現状維持バイアスが働きやすくなります。

災害時に逃げ遅れる人が多いのも現状維持バイアスが働いているためですね。

ですから絶縁をするために勇気をふりしぼり環境を変える必要があるのです。

【決別】絶縁状の書き方と法的効力。毒親に内容証明郵便で送る